4月 5日 --
ジェッツが先発クォーターバック（ＱＢ）の交代を決断し、
パンサーズとトレードをまとめてサム・ダーノルドを放出した。
パンサーズは引き替えとして今月のドラフト 6巡指名権、2022年のドラフト 2巡と 4巡指名権を譲渡した。
ジェッツは 29日の始まるＮＦＬドラフト指名会議で全体 2位指名権を保有しており、
ダーノルドに代わる先発ＱＢを指名することが確実になった。
指名候補で最高評価を得ているＱＢはクレムソン大のトレバー・ローレンスで、
次がＢＹＵ（ブリガムヤング大学）のザック・ウィルソン。
全体 1位指名権を保有するジャガーズがローレンスを指名することが確実なため、
ジェッツはウィルソンを指名するとみられる。
全体 3位指名権を保有する４９ナースもＱＢの指名が有力となっている。
ダーノルドは 2018年のドラフト全体 3位指名でジェッツに入団し、
1年目から先発を務めた。
3シーズンの通算パス成績は 8,097ヤード獲得、
45タッチダウン（ＴＤ）、39インターセプト、レイティング 78.6だった。
ジェッツは成績不振が続き、ダーノルドが先発を務めた 3シーズンは
4勝 12敗、7勝 9敗、2勝 14敗だった。
パンサーズは昨季、ＱＢテディー・ブリッジウォーターが先発を務めて 5勝 11敗に終わった。今オフはブリッジウォーターと交換でライオンズのＱＢマシュー・スタフォードを獲得しようとしたが、
トレード交渉が不調に終わった。スタフォードはラムズに移籍した。
