パスレイティング公式

解説

パスレイティングとはクォーターバックの活躍の度合いを測る目安とされる数値であり、 クォーターバックが試合で記録した数値を元に割り出される数値。

この数値にはクォーターバックの実力として重要視されるプレイコール、オーディブル、時間の支配、勝率 などの要素は反映されない。

パスレイティングをはじき出すために用いられる数値は4つ

  • パス成功率
  • 平均ヤード
  • TD率
  • インターセプト率
  • 計算機

    計算式

    1. パス成功率の数値化 (P)
      P = (((パス成功数 / パス回数) * 100) - 30 ) * 0.05

    注 Pが 0以下なら 0。Pが 2.375を越えたら 2.375を与える。

    2. 平均ヤードの数値化 (Y)
      Y = ((パスヤード / パス回数) - 3 ) * 0.25

    注 Yが 0以下なら 0。Yが 2.375を越えたら 2.375を与える。

    3. TD率の数値化 (T)
      T = (TD数 / パス回数) * 100 * 0.2

    注 Tが 2.375を越えたら 2.375を与える。

    4. インターセプト率の数値化 (I)
      I = 2.375 - ((インターセプト数 / パス回数) * 100 * 0.25)

    注 Iが 0以下なら 0を与える。

    5. パスレイティングを求める
      PRT = ((P +Y + T + I) / 6) * 100

    PRTがパスレイティングとなる

    ※ パスレイティングの最高値は 158.34となる。
    ※ NFLと全米大学フッボールリーグではパスレイティングの算出方法が異なる。