前回のデビュー登板は両手に痙攣(けいれん)を起こして無念の降板となったが、 この日はトラブルなく、順調に投げ続けて 89球で降板した。
試合後は同僚たちにビールをかけられて初勝利を祝福された。 本人は「日本では優勝した時しかやらないから本当に祝福されている感じがした」と喜びをあらわにした。
一回と二回を三者凡退に打ち取って上々の立ち上がりだった。三回は 2死後に中前安打と四球で走者をため、暴投で二三塁にしたが、後続を一ゴロに打ち取って失点しなった。
四回は三者凡退。五回は三塁内野安打と右前安打で無死一二塁にしたが、 後続を中飛、捕邪飛、左飛に打ち取って失点しなった。
六回は先頭打者のボビー・ウィトに左越え 1号ソロ本塁打を浴びて失点した。 さらに右前安打、三振、死球で 2死一二塁にして降板した。1勝 1敗、防御率 2.89。
オリオールズは 8-1で勝った。 連敗を 3で止めて 4勝 5敗とした。
ロイヤルズは 3勝 5敗。