メジャーリーグ2023年のルール改正

2022年 9月 9日のオーナー会議で承認されたルール改正。2023シーズンから導入される。

ピッチクロック

試合時間短縮のため、投手が捕手からボールを受け取ってから、投球するまでの時間を制限。 走者なしで 15秒、走者ありで 20秒とする。投手が違反した場合はボールカウントが増える。 打者は残り 8秒までに打撃体勢に入ることが求められ、違反するとストライクカウントが増える。

牽制球

試合時間短縮のため、投手による牽制球をプレートを外す行為を含めて 2回までとし、3回目はアウトを取れなければボークとする。

打者によるタイム

試合時間短縮のため、打者が 1回の打席でとれるタイムを 1回のみに制限。

守備シフト禁止

内野手が守備位置を極端に変更す戦術を禁止。 二塁ベースを境に両サイドに2人ずつを配置するように規制され、 外野に下がって守備することは許されない。

ベース大型化

塁上での衝突防止のために一〜三塁ベースを大型化。 これまでの 15インチ(38センチ)四方から、18インチ(46センチ)四方に変更する。

タイブレーク制継続

2020年から採用された延長戦を無死二塁から開始するタイブレーク制を廃止せずに継続する。

野手の投手起用

野手の投手起用条件を厳しくし、 昨年の「6点差以上」から 「リードされているチームは 8点差以上」、 「リードしているチームは 10点差以上の九回のみ」となった。 延長はこれまでと変わらずに無制限。
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