2003 ルール改正

10月 28日 -- Ｆ1はコミッション会合をロンドンで開き、 予選の金曜・土曜 2日間開催など 7項目についてルール改正を決定した。

ベルギーＧＰをタバコ広告なしで開催することについては満場一致の合意が得られずに 2003年のグランプリ日程から外されることが決定した。

予選は金曜と土曜の 2日間、それぞれ午後 1時から 2時まで 1時間行う。 各マシーンは 1台ずつ 1周のタイムアタックを行い、 金曜日のアタック順序は総合ポイントが多いドライバーから走行し、 土曜日は金曜日のタイムが悪かったドライバーから走行する。 金曜日のタイムはグリッド決定には用いない。

フリー走行は 3回とし、金曜日の 1回が午前 11時から 12時、 土曜日の 2回が午前 9時から 9時 45分、3回目が 10時 15分から 11時。

テスト走行は金曜日の 9時から 11時とし、 スペアカーとテストドライバーの走行が許される。

各レースとで 8位までに入賞するとポイントが与えられる。 ポイントは 1位から 10, 8, 6, 5, 4, 3, 2, 1とする。 これまでは 6位までに 10, 6, 4, 3, 2, 1だった。

レース結果に影響するチームオーダーを禁ずる。

タバコ広告を行わないでレース開催することに合意が得られなかったベルギーＧＰを 2003年の日程から排除し、全16戦とする。

各チームは各レースで異なる 2種類のドライタイヤと 1種類のウェットタイヤを使用できる。 これまでは同じ種類のドライタイヤを使っていた。ドライタイヤの使用限度は 10セットと変わらない。