開始から激しくぶつかり合って互角の攻防が続き、 前半はペイサーズが 48-47とリードして折り返した。
3Qは残り 8分で 56-56となった後、 サンダーがシェイ・ギルジャス=アレグザンダー、 チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズと 3ポイントを 3連打して 9点リードした。
4Qは開始から 4分半の間、ペイサーズのシュートが決まらずにサンダーが一方的に得点して 90-68と 22点差にした。
そこからは逆にサンダーのシュートが決まらなくなり、 ペイサーズが追い上げて残り 2分半で 10点差に縮めたが、追いつくことはできなかった。 サンダーがフリースローを確実に決めてリードを守り、優勝した。
ギルジャス=アレグザンダーが 29点 2アシスト、 ウィリアムズが 20点、ホルムグレンが 18点 8リバウンドだった。
ペイサーズは初のNBAファイナル制覇を果たせなかった。
エースのタイリーズ・ハリバートンは右ふくらはぎ痛を押して先発出場したが、1Qに悪化させてフロアに倒れ込み、起き上がることができなかった。 駆け付けたトレーナーの肩を借りてロッカールームに下がった。
ハリバートンの父ジョン・ハリバートンによるとアキレス腱を負傷したという。
ペイサーズはターンオーバーが 21本と多く、いい流れに乗って攻めることができなかった。 ベンチ選手のベネディクト・マスリンが 24点 13リバウンドの活躍でハリバートンの穴を埋めた。 パスカル・シアカムと T.J.マコネルがともに 16点だった。