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UPDATED 2018/8/6

田中 5回途中 1失点降板
ヤンキースはサヨナラ負け

8月 5日 -- ヤンキース田中将大が敵地のレッドソックス戦に先発登板し、5回まで投げて 6安打 1失点 1四球 9奪三振で降板した。

試合はレッドソックスが九回に 3点差を追いつき、延長10回の末に 5-4でサヨナラ勝ちした。 ヤンキースとの 4連戦を全勝し、79勝 34敗となった。メジャー最高勝率。

ヤンキースは 5連敗で 68勝 42敗となった。レッドソックスとの差を 9.5試合にひろげた。 アメリカンリーグのワイルドカードは 1位を守っているが、3位マリナーズとの差を 5.0試合に縮めた。

田中は毎回走者を背負う投球で球数が多くなった。 四回まで無失点だったが、五回に一発を浴びて失点した。

降板した時点で 1点負けていたが、七回に逆転したために負けが消えた。 最後に負け投手になったのは 4月 17日のマーリンズ戦で、それ以降は 14試合連続で負けていない。

一回は 1死後に中越え二塁打を浴びたが、後続を 2三振にとった。

二回は先頭打者を遊撃内野安打で出し、遊直で 1死にし、 盗塁を刺して 2死にした。一塁内野安打で再び走者を背負ったが、 後続を中飛に打ち取った。

三回は 1死後に左前安打 2本で一二塁にしたが、 後続を 2三振にとった。

四回は先頭打者に四球を与え、後続を三振、三振、左飛に打ち取った。

五回は 1死後にムーキー・ベッツに甘く入ったスライダーを完璧にとらえられてグリーンモンスター越えの特大弾を浴びた。 三振で 2死した後、次の打者を三ゴロに打ち取ったが、 ミゲル・アンドゥハー三塁手のエラーによって出塁を許した。 この時点で降板した。97球だった。

ヤンキースは七回に 2安打に 2四球と 1エラーを絡めて 4点あげ、4-1と逆転した。

九回は守護神のアロルディス・チャップマンが登板したが、 3四球で 2死満塁にし、J.D.マルチネスに中前安打されて 2失点した。 次の打者を三ゴロに打ち取ったが、アンドゥハー三塁手が悪送球して 1失点し、 同点にされた。

レッドソックスは 10回 2死から中前安打と敬遠で一二塁にし、 アンドリュー・ベニンテンディが中前安打して二塁走者が還り、サヨナラ劇にした。


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