1月 16日 -- メジャーリーグ機構は今季からビデオ判定の適用範囲を大幅に拡大すると発表した。
アリゾナ州パラダイスバレーで開かれたオーナー会議がビデオ判定のルール改正を
全会一致で承認した。
これまで本塁打に限ってビデオ判定を行っていたが、
塁上でのセーフ判定などで多く誤審が起こり、ファンやメディアの強い批判を浴びていた。
オーナー会議は誤審によるファン離れを懸念し、大改革を決断した。
新しいルールではプロフットボールNFLが採用している「チャレンジ・システム」が導入され、各チームの監督にストライク判定以外の主なプレイに対してビデオ判定を要求(チャレンジ)する権利が与えられる。
1試合で 1回のチャレンジ権が与えられ、成功した場合は、2度目の権利が与えられる。3度目の権利は与えられない。
■ビデオ判定の対象となるプレイ
・本塁打
・二塁打
・ファンによる妨害行為
・フェンス際のプレイ
・フォースプレイ
・タッチプレイ
・外野のフェア/ファール
・外野でのトラッププレイ(故意落球など)
・死球
・3アウトになる前に走者が本塁を踏んだプレイ
・走者が塁を踏まなかったアピールプレイ
・走者が前の走者を追い越したプレイ
・ボールカウント/アウトカウントの確認
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