技術 ブロウン・ディフューザー

 

ディフューザー (Diffuser)

ディフューザーとは車体後部に装着してダウンフォースを得るための部品。

ブロウン・ディフューザー (Blown Diffuser)

エキゾーストパイプから出る排気ガスをディフューザーに当ててより強いダウンフォースを得る技術。

2010年にレッドブルが取り入れてタイムを縮めたことから2011年は他のチームも取り入れるようになった。

「ホット・ブローイング」と「コールド・ブローイング」の 2タイプあり、 「ホット・ブローイング」はスロットルを閉じている状態でも強制的にエンジンから排気ガスを 放出する。「コールド・ブローイング」はスロットルを開いた状態で 燃焼によらない冷たいガスを放出する。

規制

FIA国際自動車連盟は安全面に問題があるとして 2011年 7月のイギリスGPから禁止することを決めたが、 異論が上がり、次のドイツGPから規制が撤廃されて使用出来るようになった。

撤廃

2012年に全面廃止となった。 さらにエンジン排気口の位置・角度・形状を 厳しく規制することになった。

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