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UPDATED 2023/8/31

日本W杯 2勝目でパリ五輪王手、 4Q 15点差逆転でベネズエラ下す

8月 31日 -- FIBAバスケットボール・ワールドカップ順位決定リーグO組は日本がベネズエラと対戦し、4Qに 15点差を逆転して 86-77で勝ち、 来年のパリ五輪出場に王手をかけた。

27日のフィンランド戦に続いて 2勝目となった。 ワールドカップでの 2勝は 1963年のウルグアイ大会以来 56年ぶり。

パリ五輪はアジア勢で最高順位になると出場権を獲得する。 日本は 9月 2日のカーボベルデ戦に勝つと決める。 負けた場合は他チームの結果次第で出場権を得る可能性がある。

試合は序盤から日本のシュートが決まらずに苦戦を強いられた。 ベネズエラが前半に 41-36とリードし、後半は 4Q残り 8分で 68-53と 15点差がついた。

日本はそこからディフェンスのギアをあげて失点を抑え、 比江島が 3ポイントを 3本決めて反撃した。残り 4分で 70-68と 2点差に接近した。

会場の「沖縄アリーナ」は熱狂に包まれて大声援が選手たちを後押した。 残り 2分を切って比江島がレイアップを入れて 75-74と逆転し、 最高潮に達した。

残り 1分で川村が右コーナーから 3ポイントを決め、 残り 47秒で比江島が左コーナーから 3ポイントを決めて 82-77として勝利を決めた。

日本はフィールドゴール(FG)成功率が 41.4パーセント(29/70)、 3ポイント成功率が 34.3パーセント(12/35)だった。 フリースローを 16本入れて得点を伸ばした。

比江島が 3ポイントを 6本入れて 23点、 渡邊が 2本入れて 21点 8リバウンド、 川村が 19点 11アシストだった。